2012-09-08 ■ 本 晩鐘(上・下) とにかく長い。普通の文庫の倍はありそうな厚み。それが2冊。 「ずんどこな話だから読め」と言われたが、そもそも『ずんどこ』ってなんだ。 被害者遺族と加害者家族のその後を、それぞれの視点で書いてる話だが、 どうも主人公に共感できないというか、遺族側の女の子の性格が好きになれん。 加害者の息子も、境遇的にはかわいそうなんだけど、うーん・・・。 まあなんか、だらだらと厚い本×2冊分時間は過ぎ、 確かに暗い話だけど、それほどまでか?と思ってたら 下巻最後の20ページくらいで、叩き潰された感じ。 ああ、ずんどこ。