晩鐘(上・下)晩鐘〈上〉 (双葉文庫) 晩鐘〈下〉 (双葉文庫)

とにかく長い。普通の文庫の倍はありそうな厚み。それが2冊。
「ずんどこな話だから読め」と言われたが、そもそも『ずんどこ』ってなんだ。
被害者遺族と加害者家族のその後を、それぞれの視点で書いてる話だが、
どうも主人公に共感できないというか、遺族側の女の子の性格が好きになれん。
加害者の息子も、境遇的にはかわいそうなんだけど、うーん・・・。
まあなんか、だらだらと厚い本×2冊分時間は過ぎ、
確かに暗い話だけど、それほどまでか?と思ってたら
下巻最後の20ページくらいで、叩き潰された感じ。
ああ、ずんどこ。